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私ではなくキリストⅦ(東洋からの風の便りIV)

私たちは、見えるものにではなく、見えないものにこそ目を留めます。見えるものは一時的であり、見えないものはいつまでも続くからです。Ⅱコリント4:18

神々への宣戦布告 「神々の時代」から「反キリストの時代」へ~神は唯一であり、神と人との仲保者もただ一人キリスト・イエスのみ~

   神々への宣戦布告 
「神々の時代」から「反キリストの時代」へ

~神は唯一であり、神と人との仲保者もただ一人キリスト・イエスのみ~








「神は唯一です。また、神と人との間の仲保者も唯一であって、それは人としてのキリスト・イエスです。」(Ⅰテモテ2:5)

「だれにも、どのようにも、だまされないようにしなさい。なぜなら、まず背教が起こり、不法の人、すなわち滅びの子が現れなければ、主の日は来ないからです。

彼は、すべて神と呼ばれるもの、また礼拝されるものに反抗し、その上に自分を高く上げ、神の宮の中に座を設け、自分こそ神であると宣言します。」(Ⅱテサロニケ2:3-4)


 

1.「神々乱立の時代」から「統一的な反キリストの時代」へ
 
 これから起きうることについて記しておきたい。多くの人は、安保法制への反対の声が強まり、内閣の支持率が低下しているがゆえに、安倍政権はもうすぐ終わるだろうと考えている。ちょうど安保条約強行採決後に、岸信介内閣が倒れたように。

 私もそうであってくれたらと願ってはいるが、実のところ、楽観視はしていない。なぜなら、真の闘いが起きるためには、敵の正体を極みまで明確に理解し、これを見抜き、立ち向かって退けなければならないからだ。「日本会議」に支えられる安倍内閣は、宗教色を隠しており、まだその正体を十分に現してはいない。

 意味が分かりかねるという人々もいるかもしれない。それは彼らの宗教の根本がまだ極みまで明らかにされていないということだ。現内閣は何でもやりたい放題にしているように見えるだろうが、彼らはまだ自分たちの信念を大っぴらに公言できる段階には達しておらず、本当の目的を隠している。彼らの本質は、彼らの信じているイデオロギーが私たちに強制される段階になって初めて露呈する。だが、そうなるまでただ手をこまねいて待つのではなく、彼らが何をしようとしているのか、事前に見抜いて反対することが肝要である。
 
 今は「神々の時代」である。私は聖書に基づき、まことの神はただおひとりであって、他に神はいないと信じている。だから、「神々」などというものはすべて自称であって、むなしい偶像の類、もとより存在しない虚偽である。人の拝むべき対象はただおひとりの神のみである。だが、今は背教の時代であり、「(自称)神々」の乱立している時代である。

 これは、今という時代が、聖書に逆らってキリストの十字架を否定し、人間の原罪を否定し、生まれながらのアダムを神とする思想(グノーシス主義)があらゆる場所に乱立している時代だということを意味する。彼らが大好きなのは、聖書の次の文句である、「神はこのように、人をご自身のかたちに創造された。」(創世記1:27) 彼らはこの箇所を都合よく抜き取って、その後のアダムの堕落という聖書的事実を否定して、キリストの十字架を抜きに、自分たちが神の子孫、いや、神々だと主張するのである。

たとえば、自らキリスト教徒を名乗りながら、多くの教会と信徒を迫害した杉本徳久氏のブログが「神々の風景」と題されているのも偶然ではない。また、「神と人とが混ざり合う」と教えるローカルチャーチ出身で、自分のメッセージに逆らう者は神に逆らっているのだと述べたDr.Lukeや、「キリストを信じれば、属性ごと(神に似て)変えられる」と主張したAG信徒らも根本的に同一である。また、牧師制度もその中に含まれ、ベック氏が自らを神のような地位に置いているのもみな同じである。これらの人々はすでに神と人との唯一の仲保者であるキリストの地位を奪い、自らが「神々」になってしまっている。

 このほか、キリスト教界を一歩外に出れば、「神の国」を自称する戦前回帰志向の人々の皇国史観の台頭がある。さらに、人間を神として祭り上げている統一教会、創価学会、また、生長の家、あるいは、日ユ同祖論をもとに日本民族は偉大な選民だと宣伝している人々などがある。これらの人々もみな(自称)「神々」である。こうした人々の力の源は、すべて自分たちは生まれながらに神の子孫であって選民だという自負(出自)にある。

 キリスト教界においても、かねてよりしきりにイスラエルと日本を重ね合わせ、一つに結びつけようとする流れがあった。これらは最終的には、日ユ同祖論・皇国史観と合流するであろうと見られる。つまり、ユダヤ人の選民思想に何とかして自分たちも乗っかりたい人々がいるのだ。イスラエルやユダヤ人をひどく批判している勢力も(彼らの思想の基本は「偽ユダヤ人」批判であるから、裏を返せば、「本物のユダヤ人」が存在しており、それには彼らも頭が上がらないことになる。)間もなく自分たちが本物と考える選民思想を持ち出して、「日本人も選民の血を引いているから世界を救う偉大な民族だ」などと言い始めることが予想される。


2.自らを神々とする人々が日本流の選民思想を振りかざす日

 いずれにせよ、これらの(自称)「神々」と化した人々が、一斉に、何か日本流の選民思想を持ち出して来て、統一的な象徴にひれ伏して、「日本人万歳!」、「俺たち万歳!」と叫び出す日が来るのではないかと私は予想する。その時、安倍政権はすでに終わっているかもしれないし、場合によっては、現政権が打倒されるということも起きうるかもしれないが、いずれにしても、見かけだけ今とは反対で、本質的にはあまり変わらない政権が立っている可能性もある。だとしたら、極めて絶望的な風景である。

 その統一的な跪拝の対象がもし天皇であるとすれば、それまでに皇位継承をめぐって何かひと悶着起きるかもしれない。まず、現在の天皇陛下は戦争など願っておらず、皇国史観の復活にも反対である。だから、この人を跪拝の対象として担ぎ上げるのは困難である。さらに、戦前回帰志向の人々は基本的に男尊女卑のため、女性天皇を好まない。だから、皇国史観の人たちの好みの天皇を作りだすには、今の状況に不自然な手を加えなくてはならない。これも考えるだに恐ろしいことである。

 「神々の時代」の次なる段階として、「反キリストの時代」の到来が予想される。「神々」が根こそぎにされ、あらゆる宗教が一網打尽に廃止されて、いつか公の宗教が「反キリスト」一色に統一される時代が来ることを聖書が予告している。敵の本当の狙いはまさにここにあるものと思われる。政権奪取もこのためであり、彼らの「神」(偽りの神)を国民に拝ませることが真の目的である。だが、反キリストの登場の前に、背教の時代、神々の乱立という時代がなければならず、今はこの時点である。

 今のようなペースで物事が進むと、この流れを劇的に変える何かが起きない限り、来年には現政権が自らの宗教イデオロギーを公に持ち出している可能性があると思われる。なぜなら、戦争を始め、戦争を遂行するためには、犠牲を肯定する何かの宗教思想がなければならないからだ。ただ「外敵の脅威」を煽るだけでは不十分である。国民が一丸となって怒りに燃えて立ち上がり、戦争に正義を見出すための強力なイデオロギーがなくてはならない。しかも、人々の自惚れを強烈にくすぐり、魅了させるようなもの、それに反対する者を容易に排除し、追い込んでいく口実になるようなもの、それが結局、「人が神になる」という思想なのであるが…。


3.背教を受け入れた末の国内情勢の泥沼化~日本とウクライナの類似性~
 
 昔から、ある国がよその国を征服しようとする時には、まずは宣教師を斥候として送り込み、宗教を広めるという名目でその国を調査し、徐々に配下に置いて行ったと言われる。アメリカのキリスト教、特にプロテスタントが近年、どうにも異常な変節ぶりを経ていることは、すでに十年以上も前から指摘されているが、実際、アメリカでは保守的なプロテスタント教会がこぞってイラク戦争を支持したことでも、米国キリスト教の異常さが明らかになった。

 米国はこうして異常化したプロテスタントから、ペンテコステ運動を装った腐敗した霊的ムーブメントを世界に向けて積極的に送り出した。1999年、私がウクライナを旅行した際には、宿泊した家の壁に(確かピーター・ワグナーや、ラインハルト・ボンケや、カルロス・アナコンディアといった各国の著名人の名が記された)明らかにペンテコステ系の聖会のポスターが貼られていたことを思い出す。こうした霊的ムーブメントが極めて怪しい宗教運動であったことは今日、日本でもよく指摘されているが、それから約15年でウクライナは今のような極右政権の下に置かれ、泥沼化した争いの中に落ち込んだ。

 一見、聖霊派の怪しい霊的ムーブメントとネオナチ・極右政党は、何の関係もないように思われるかもしれないが、私から見ると、これらは本質的に同じ霊的腐敗であり、ともにその国を内側から荒廃させ、瓦解させるために仕込まれた毒薬のような役割を果たしたように見受けられる。私はこれまで異端思想が人の人格を変え、荒廃させる効果を持っていることを述べて来たが、自らを神とする人々が国内に溢れるようになると、必ず、その国は堕落し、破滅へ向かう。だから、ある国を堕落させて征服するためには、偽りの宗教(政治)思想を仕込むのが最良の方法なのである。こうしたことの結果、憎悪を煽りたてられたウクライナは、兄弟国ロシアへの当て馬とされてしまった。そして、今、日本が辿ろうとしている道も、極めてこれに近いだろうと思われる。あたかも日本のプロテスタントのクリスチャン同士が裁判等で争いを続けているように、兄弟同士であるアジアの諸国が血で血を洗う争いの中に投げ込まれようとしている。一体、何のために? ターゲットとされた国に破滅と荒廃をきたらせるためである。私たちはこの運命を拒絶しなければならない。


4.対策は偽りの神々を拝まず、武力で立ち向かわないこと

以上はかなり絶望的な展望であるが、私はこれを不可避のものとして受け入れているわけではない。敵のやり方を見抜き、退けることにより、私たちはこうした時代の到来を遅らせ、これを防ぎ、巻き込まれないことができるはずだ。こうした絶望的な前途を拒む有効な対抗策は、まことの神を汚す偽りの宗教の言い分に耳を貸さないこと、これを拝まず、支持せず、憎しみに煽り立てられて争いに巻き込まれないこと、剣を取って(武力行使や裁判を含め、この世の力を用いて争うことにより)敵を打倒しようと考えないことである。黙示録の指す「獣」が具体的に何を指すのかは不明であるが、聖書の原則はいつの時代にもあてはまる。偽りの宗教の言い分に煽り立てられて決して武力による争いに巻き込まれるべきではないということだ。

「この獣は、傲慢なことをいい、けがしことを言う口を与えられ、四十二か月間活動する権威を与えられた。そこで、彼はその口を開いて、神に対するけがしごとを言い始めた

すなわち、神の御名と、その幕屋、すなわち、天に住む者たちをののしった。彼はまた聖徒たちに戦いをいどんで、打ち勝つことが許され、また、あらゆる部族、民族、国語、国民を支配する権威を与えられた

地に住む者で、ほふられた小羊のいのちの書に、世の初めからその名の書きしるされていない者はみな、彼を拝むようになる

耳のある者は聞きなさい。とりこになるべき者は、とりこにされて行く。剣で殺す者は、自分も剣で殺されなければならない。ここに聖徒の忍耐と信仰がある。」(黙示録13:5-10)

 

5.「反キリスト」の登場へ向けて~次第に宗教色を表し始めた現政権~

 現政権はまだ宗教色を隠してはいるものの、それでも、「日本会議」は次第にその宗教的な理念を表し始めた。 たとえば、以下の記事などは「日本会議」への批判と思うべきではない。むしろ、彼らが次第に自らの宗教理念を隠さなくなって来たことの表れである。この先はそれがさらに鮮明化して来るであろう。

 いずれにしても、これはすべて背教の類であって、やがては反キリストへと至りつく流れである。現政権は統一教会や創価学会と縁が深く、もはや新興宗教のデパート状態であるが、「日本会議」の母体も、学生運動に対抗するために生長の家の組織した「学生会全国総連合」であるというくだりを読んで笑ってしまった。筆者の親類にも生長の家の信者がいるが、以下の記事を読んで一体、その教えの何がおかしいのか、今まで以上に納得がいった。

 生長の家とは、仏教、儒教、キリスト教問わず、あらゆる宗教の寄せ集めの「いいとこどり」の思想であり、キリスト教の要素を強く取り込んではいるが、原罪も認めておらず、十字架の贖いも認めてはいない。キリスト教の装いをした異端思想のお決まりとして、原罪を否定して、「人間は生まれながらに神の子である」と教えている。要するに、「人が神になる」という偽りの思想の一種である。以下の記事にも詳しく記されているように、結局のところは、戦前の国家神道に、多少、別な宗教的な色付けをして、戦後バージョンの装いをかぶせて別の宗教のように偽装しただけである。

 なぜ生長の家が政治活動を行っていたのか、詳しいことはよく分からないが、いずれにしても、本当のところ、学生運動(全共闘)も生長の家もコインの表と裏に過ぎない。どちらもが生まれながらの人類による地上天国の実現を標榜している点では同じである。今は政治から遠のいていると言っても、生長の家は「日本会議」の母体として強く影響を残しているというのだから、いずれはすべてが一つに合流する日が来るのではないか。「人が神になる」という異端思想の重婚によって、やがて偽りの一大宗教が生み出されることが予想される。この偽りの宗教を全国民に強要し、自前の「チェーカー(監視機構)」や「異端審問」によって、自らに跪かないすべての者たちに対する「魔女狩り」を行い、反対者をことごとく迫害・追放することが、この政権の最終目的なのであろうか。彼らはすでに報道機関に対してそれを実行していると言える。
  
 だが、この人々の計画がどうあろうと、まことの神はただ一人であり、神と人との仲保者もキリスト・イエスただ一人であって、人はどんなことをしても神にはなれない。いつの時代も、己を神とする人々の末路は滅びであり、神は彼らの計画をあざ笑われるだろう。
 

安倍内閣を牛耳る「日本会議」とは。閣僚の約8割が所属。戦前志向の政策を目指す

安倍内閣を牛耳る「日本会議」とは? 閣僚の約8割が名を連ね憲法改正を画策!
週プレNEWS 7月9日

憲法学者から「違憲」と指摘され、国会審議が難航する安全保障関連法案(以下、安保法制)。しかし、安倍政権は今月16日の衆議院本会議通過を目指して「強行採決」も辞さない構えだという。

そんな与党の背後で蠢(うごめ)くのが、日本最大規模ともいわれる右翼団体「日本会議」の影だ。

国政から地方政治まで、日本全土に幅広いネットワークを形成し、政界、宗教界、経済界を結びつけて日本の政治に大きな影響を与えるその正体とは?

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「安保法制を合憲としている3人の憲法学者は皆、『日本会議』に属している。その意味や日本会議の影響力をどのように見ているか?」

6月15日、安保法制を違憲と断じた小林節(せつ)慶應義塾大学名誉教授と長谷部恭男(やすお)早稲田大学大学院教授による外国人記者クラブでの記者会見の席上で、イギリスの経済紙『エコノミスト』の記者からこんな質問が飛び出した。

ちなみに、安保法制を合憲としている3人の憲法学者とは、長尾一紘(かずひろ)中央大学名誉教授、百地章(ももち・あきら)日本大学教授、西修駒澤大学名誉教授のこと。

この質問に「日本会議にたくさんの知り合いがいるので私が答えます」と応じたのは小林氏。

「日本会議の人々に共通する思いは、第2次大戦で負けたことを受け入れ難い、だから、その前の日本に戻したいと。彼らの憲法改正案も明治憲法と同じですし、今回もそうですが、日本が明治憲法下で軍事5大国だった時のようにアメリカとともに世界に進軍したいという、そういう思いを共有する人々が集まっていて、かつそれは自民党の中に広く根を張っているように見える」

かつては、自民党のブレーンを務める改憲派の憲法学者として知られ、日本会議のメンバーとも縁浅からぬ小林氏はこう語った。

そして、海外メディアも注視する、安倍政権の急激な右傾化と日本会議との関係…。一体、日本会議とは、どんな組織なのか?

今年2月からウェブメディアの『ハーバー・ビジネス・オンライン』で日本会議についての連載「草の根保守の蠢動(しゅんどう)」を執筆する、菅野完(たもつ)氏に聞いた。


第3次安倍内閣の主要閣僚19人のうち15人、実に8割近くが『日本会議国会議員懇談会』という日本会議の議員連盟のメンバーです。

また、安保法制を『合憲』とした憲法学者の長尾氏と西氏は、日本会議のフロント団体『美しい日本の憲法をつくる国民の会』の代表発起人で、百地氏は幹事長を務めています。

他にも教育問題に関する安倍内閣の諮問機関『教育再生実行会議』や政府の様々な審議会にも日本会議の関係者が多くいます。安倍政権は事実上、日本会議に乗っ取られていると言っても過言ではありません

さらに、菅野氏が続ける。

「日本会議が設立されたのは1997年。母体となったのは、70年代中頃、右派の宗教団体を中心につくられた『日本を守る会』と81年に結成された保守系文化人の組織『日本を守る国民会議』です。

日本会議の事務局を中心となって動かしているのは、『日本青年協議会』という右翼団体。この組織のルーツは70年安保の時代に民族派学生運動で活躍した『全国学協(全国学生自治体連絡協議会)』及びその母体である生長の家学生会全国総連合』のメンバーです。

70年安保で“学園正常化”の名の下に、左翼の学生運動に対抗して大きな成果を挙げた彼らは、右翼・保守陣営の“大人たち”からも一目置かれる存在になった。

そして、左翼から学んだ市民運動の手法を生かして、方議会に法制化を求める働きかけを行なうなどして79年の元号法制化でも大きな力を発揮し、成功を収めるのですこうした運動手法は今の日本会議にも共通しています」(菅野氏)

「生長の家」とは戦前、谷口雅春によって創始された新興宗教。谷口は敗戦後も「大東亜戦争(太平洋戦争)に敗れたのは『偽の日本』であって、本当の『天皇國日本』は敗れたのではない」、「日本国憲法はGHQが日本を弱体化させるために日本に押しつけた無効の憲法であるので、日本国憲法を即時に破棄して大日本帝国憲法(明治憲法)に復元しなければならない」などと主張して、積極的な政治活動を展開してきた。

近年、生長の家は3代目の谷口雅宣(まさのぶ)総裁の下、左傾化といわれるほどの方向転換を行ない、政治からも距離を置いている。そのため現在、生長の家は日本会議の構成団体ではない。

しかし、菅野氏が「生長の家・原理主義者たち」と呼ぶメンバーが日本会義の事務局の中枢を占めており、日本会議の主張には創始者・谷口雅春の考え方が色濃く反映されているという。

「日本会議の主張を簡単に要約すると、『皇室中心』『改憲』『靖国参拝』『愛国教育』『自衛隊海外派遣』といったもので、それ自体はよく目にする『街宣右翼』の主張とそれほど大きな違いはありません。

ただし、安倍内閣における日本会議の存在感からもわかるように、その影響力は一般の人たちが想像するよりもはるかに大きい。しかも非常に組織的かつ大規模な『市民運動』の形をとっているのです。

衆参両院で実に280人近い議員を擁する『日本会議国会議員懇談会』を始めとして、県議会、市町村議会でも着々と勢力を伸ばし、『新しい歴史教科書をつくる会』および『教育再生機能』の教科書採択や憲法改正運動を草の根から進める『日本会議地方議員連盟』、憲法改正に向け1千万人の改憲賛成署名を集めることを活動目標に掲げる『美しい日本の憲法を作る国民の会』など、本体である日本会議以外にも数多くの関連団体、フロント組織を立ち上げて、国政と地方の両面から大きな影響力を発揮している。

安倍政権がこれまで実現してきた数々の政策を支えたのは、日本会議の持つ強力な動員力ともいえるのです」(菅野氏)

気がつけば、その日本会議が自民党最大の支持母体になっていた…。そして来年夏には衆参同時選挙で改憲をゴリ押し、叶わなければクーデターもありうるという。 その詳細は発売中の『週刊プレイボーイ』29号にて続きをお読みいただけます!

(取材・文/本誌「日本会議とは何か?」取材班)

■週刊プレイボーイ29号(7月6日発売)「安倍内閣を牛耳る『日本会議』とは何か?」より』
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